SFマガジン 1968年4月号

キーフレーズ

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目次

で また別の出版社ーーー〈若き親衛隊〉 る。知らない作品がほとんどなので、また聞代だという。 は、全十五巻の選集が企画されている。その きの紹介は無意味だと思うが、イギリスの ソヴィエの筆者は、ユリウス・カガーリ O が製作した・・フォースター原作のツキー。そ文章が、あまりにも親米的なの〈現代ファンタジイ文庫〉 ( 安価で、翻訳も 「機械がとまるとき , ( 本誌に翻訳あり ) がで、アメリ のまわしものかとったのだよい ) には、ソヴィエト作家ばかりでなく海 0 では、一九六五 好評だったらしい。 が、レムのソラリス 』の訳者、飯田規外作家の作品も収録されている。すでにイワ べリ、日 年、アシモフの『鋼鉄都市』のテレビ化に成和氏に聞い - ところ、れつきとしたソヴィエン・エフレーモフ、レイ・プラッド コーポー 本作家アベ・ ポーランド作家スタ 功して以来、ドラマの製作が盛んで、ウト人で英文宀者であるとのこと。 ィリアム・テンの「予定犯罪者」、アラン・ イワン フレーモフの『アンドロメダ時ニスラフ・レム ( 彼は、アメリカでは、ソヴ カガーリッキーが特に推薦しイエトほど知られていないと聞く ) その他、 ・ナースの「偽態」、フレデリック・ポー代』と並べ フランス、ポーランド、 ルの「黄金の時代」、アイザック・アシモフていたのは、ミハイル・エムツ = フとエレメ何人かのイタリー、 の「まぬけの餌ー ( いすれも邦訳あり ) など イ・パルノの『世界の魂』と、ストルガッ日本の作家の作品が発行されており、つい最 が放送されているという話を前に読んだことキー兄弟の神になることはむすかしい』で近も、ジョン・ウインダムの一篇を印刷所に がある ある特に , 者は、先月の「ソ連の ()n 世論一回したばかりだ , この調子。 各国の紹介は、この号では、ドイツ、調査ーのなでも題名があげられていた。翻そしてルイジ・コツツイのイタリー紹 介。イタリーではまだ本格的作家はほと 訳の出る日・待ちどおしい。 ソ一理、イタリ ーの三カ国。 エルンステ ソ連特に興味ぶかいのは、アメリカんど皆無らしく、翻訳出版社の鑑識眼の低さ ドイツの筆者は、ヴァルタ イング。 - クラーク・ダールトンなるべンネー のがどな受けとりかたをされているか ~ の批判に終始していた。 だが、これ数年前と比べると、ごくあたり ムで長篇百冊を書ぎ、ドイツの「ヒューゴ と駈足で紹介してきたわけだが、このイン 賞」を五回もらい、英米を三百冊訳したまえになっしまったようだ。「昨年、ミル チャド・オターナショナル、次号はいつでるのか というこの男の紹介によると、ドイツは出版社が出た本のなかには ほとんどスペース・オペラ。『メトロポリス』リヴァー作『時の風』ポール & コーンプル目次の下の奥付に相当するところを見ても、 ース作『宇商人』を含む英米ファンタジー is published by Galaxy Publishing の原作者テア・フォン・ハルボウとか / 、 となっているだけ。雑誌ならどれ ス・トーミニクといった古典作家は若い世代のアンソロ・、イ ( 翻訳はあまりよくなかった Corp. が、たちま売りぎれた ) 、アイザック・アも、 bY の前に monthly とか bi ・ monthly と からとうに忘れられ、現在は、ヘルベルト・ ト・ンエク一口田一三ロカ ( し リ司 ; よ、るはすなのだ。すると ハンス・クナイフェシモフの大ンソロジイ、ロ・ハ ・フランケを筆頭に、 ル、ハインツ・エヴァースなど若い作家の時リイのアンロジイなどがある 0 の 三三三一 0

れない : : 同性愛をにおわせーワの「星影のラブソディ」 Starlight Rha ・ るせつないお話で、 13 Fren- psody ちょっとおもしろかったので、ロシ 版 ch science ・ Fiction stories ア語から誰かが本誌に紹介してくれるのを待 タではじめて触れたフランス的っているのだが、いまだにその気配がない。 ・ ( の香りはある。 イタリーま、ルイジ・コツツイのショ オランダの作品は、季刊工 トが、ポール & コーンプルースの影 スペラント語雑誌 Monda 響を受けた残酷な未来小説で、読んでいるあ ス ン Kultura ( 世界文化 ) からのいだはおもしろい。つまり、必然性が乏しい とい ) っこと 翻訳。ェッフェル塔とサン・ のフランシスコの金門橋で自殺オーストラリアとイギリスは、市場をアメ する人間が急激に増え、管理リカに持っているだけに、さすがにどれも手 人同士が死亡者数の競争をす慣れていて、おもしろく読ませる。だが簡単 るという奇妙なアイデアを気に作品を選択できるそれらの国の作品でさ ところだった。 取った文章で書いている。最後には、五 0 一え、これといった傑作が見あたらなかったの ドイツ作品は、まったくの失望。アメリカ対五〇一となってどうなることかと気を揉まは、どういう わけだろう。同し出版社のトウ のパターンはちゃんといただいて小説のせるが、エッフェル塔は建造されてから七十モロウ誌の創刊号を読んだときも、これに似 かたちにはしてあるもののーーーおかしないい 五年、金門橋はわすか二十八年。ェッフェレ ノた失望を味わっている。誌の水準は、こ かたになるがーーー魂を吹きこみそこなった感塔の数字が三倍になったら自慢してごらん、の程度で いいのだろうか じ。ヘルベルト・ リに届いて、エンド ・フランケをもっと空疎という手紙が。 ( 説よりも、・ほくにはエッセイのほうがお にしたといえばわかるだろう。そこが、 ドイ作品の評価は別として、エスペラントなるもしろかった。 ッらしいところか 言語が的性格を持っているためか、エス フレデリック・ポールは、先に書いたとお デーモン・ナイトが訳しているフランス作ペラント雑誌に TJ が載る例をよく耳にすり、国際映画祭の報告をしている。トリ 品も、パッとしない。太陽が地球を減・ほしたる。このあいだも、ロシア語からエス。ヘランエステで毎年、 r.n 映画祭が開かれているこ とは、数年前から知っていた。だが肝心の資 あと、まだ天王星の軌道上にある観測衛星で一ト訳され、それが英訳されてファンタジイ・ サイエンス・フィクションに載った料が手にはいらず、そのおおまかな内容を知 生き残 0 ている二人の男。主任が、助手に女一アンド・ を選んでいたら、人類は再出発できたかもし短編を読んだ。ワレンティナ・ジュラヴリョることができたのは、これがはじめてであ スキャ - ニ三三 = 8

ソ連作品は、ソヴィエトだと田 5 えば水 ウモロウがつぶれたので、その代りにこれが 雨天革命第三十九号ー Rainy 準をいっている。 企画されたわけである。編集長は、ギャラクイタリーⅡ ワルシャフスキーの「こびと」が、ソ連作 Day R olution NO. 39 ルイジ・コッ シイ、イフと同じフレデリック・ポール。外 品ではいちばんよかった。このワルシャフス 国の前衛的な作品には批判的な目を向けるポ ソ連作家に似あわす、しゃれた小説を 「初心のための魔法 , Witchcraft for キー ールだが、新しいの分野を開拓する気は 書く。しかし、まだ初期のパターンから BegInn rs ・ O ・ゴッツィ 充分にあるらしい さて、創刊号の出来ばえはどうだ 0 たか。オランダⅡ「彼らはなお跳躍する」 They 脱けきれずにいるようだ。 ある科学者が、これまでにない精巧なロポ StiII Jump ・»-a ・マへ 収録作品は十篇、作者の国籍は七カ国にわた ・ブットを作りあける。彼はロポットにさまざま る。目次は、題名と作者名の前に、国名がずイギリスⅡ「脱皮」 Ecdysiac ロ・ ( な知識を与えるが、ある日とっせんロポット レスリ らりと並び、ちょっと壮観だ。内容を想像し 「巨大ブリキの神 , The Big Tin G0d は死に興味を持つ。さんざん書物を読んだ ていただくために書いてみよう。題名は、原 末、ロポットは科学者にきく。自分は将来、 フィリプ・・ハイ 題がわからないので、いちおう英訳題名だけ こわされることになるのかあまりうるさく オーストラアⅡ「始末屋 , The Disposal つけておく。 イミアン・プロドリック きくので、科学者は、おとなしくしなければ Man ア ソ連Ⅱ「放浪者と旅行者 . Wanderers and タ丿ーのトリエステで毎年開かこわしてしまうそと脅す。するとロポットが Travellers アルカディ・ストルガッキほかに、 れている国映画祭を紹介したフレデリきく。そうなると自分は存在しなくなり、屑 ック・ポ / のエデイトリアルと、ドイツ、鉄の山となるのかそうだ、と科学者はこた 「永久運動ー Perpetual M0tion ィリ える。ロポットは考えこんでしまう。やがて ーの ()n 紹介。 ソ一理、イタ ヤ・ワルシャフスキー 「こびと」 Homunculus ィリヤ・ワル情報と翻 = 一者の不足から、自然に集ま「たロポットはおこ 0 たように家からとびだし、 目次を最初に行方不明になる。だがまもなく戻り、そのま ものをまとて一冊にした シャフスキー ドイツⅡ「 = 。フシロン問題、 The Epsilon 見たときそな印象を受けたのだが、残念なま書斎にこも「たまま出ようとしない。科学 ProbIem ヘルムート・ ・モマース & がらこれは中した。と考えるのは、・ほくが者は警官を呼んで書斎に押し入る。部屋のな 期待しすぎこせいなのだろうか。とにかく読かでは、ロポットが小さな金属の塊をかかえ エルンスト・フルツェーク ・モんだかぎりでは、かろうじて良い点をつけらて、子守歌をうた 0 ていた。ロポットは、自 「怪物ー Monster ヘルムート・ れるのは、ずか二、三篇。これから号を重分が作った小さなロポットに、おもちゃ屋か マース & エルンスト・フルツェーク ら盗んできた赤ん・ほう人形の首をすけている ねられるのだろうかと心配になった。 フランスⅡ「天王星 , Uranus ミツンエレ 0 三三 = = ー 08